血管腫とは、いわゆる『赤あざ』のことで、
皮膚の血管が拡がったり増えたりしてできるあざを指します。
Vビームレーザーは、血液成分のヘモグロビンに最も選択的に吸収され、
色調の薄い病変でも鋭く反応し、解消します。
従来のヘモグロビン治療に用いるレーザーは、
波長が585nmと皮膚深達度が劣り、皮膚深くの赤あざへの効果は期待できませんでしたが、595nmのVビームは、より皮膚深部の赤あざに対しても効果を発揮します。
さらに、病変の深部に応じてレーザーのパルス幅が調整できる機能も備えており、
肌に余計な負担を与えず、より効率的に病変の解消が可能です。
また、にきび、にきび痕、いぼ、ケロイドなど様々な症状に適応する優秀なレーザー治療
です。
ウェルタス銀座クリニックでは、2台の専門医療レーザーをご用意し、
様々な症状、ご希望に対応できるよう集中治療外来を行っています。お気軽にお悩みをご相談ください
皮膚良性血管病変治療用レーザー
いわゆる赤アザのレーザー治療は1960年代からすでに始められ、ルビーレーザー、炭酸ガスレーザー、アルゴンレーザーなど様々な波長のレーザーによる治療が研究され、ローダミン色素を用いた波長577ナノメートルの色素レーザーによる臨床報告以降、1990年代からはパルス波ダイレーザーによる治療が最も安全かつ有効であると云われています。
キャンデラ社は初期の段階からパルス波色素レーザーの医家向けの開発を手がけており、キャンデラ社ダイレーザーを使用した医学会誌での臨床論文の総数も300を超えます。キャンデラ社製Candela Vbeamは現在、世界で最も親しまれている血管病変治療用のダイレーザーであり、60カ国、1600台以上が日々臨床使用されています。
Vbeamから発振される波長595ナノメートルのレーザー光は、
血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される特徴があります。
毛細血管が凝集した病変部では、ヘモグロビンがレーザーの光エネルギーを吸収し、
熱変換することで血管内壁が熱破壊されて血管を閉塞させます。
また、Vbeamはレーザーのパルス幅(照射時間)を調節できるという新機能を有しており、
これにより毛細血管の血管径に応じた照射時間を適宜設定することが可能となりました。
さらに、内蔵のダイナミッククーリングディバイス(DCD)がレーザーに同期し、
レーザー照射直前に寒剤を吹きつけることにより皮膚を保護します。
対象疾患: 単純性血管腫、苺状血腫、毛細血管拡張症の治療
(シネロン・キャンデラ社HPより引用)
患者様向けVビームパンフレットのご案内・・・パンフレットはこちらへ
①洗顔
②医師による問診・診察カウンセリング
③必要な方は麻酔(クリーム又はテープ) 時間は約15~30分ほどです
④レーザー治療(レーザー照射後、クーリング)
⑤アフターケア イオン導入やパック、お化粧など人による
◆メディカルイオン導入 ◆メディカル超音波導入 ◆メディカルパックなど
下記の方には保険適応になります(その場合3か月に一度の治療になります)
・毛細血管拡張症(赤ら顔、酒さなど)
・赤あざ(単純性血管腫、苺状血管腫)
適応箇所 | 赤あざ(血管腫)・ニキビ痕・赤ら顔・毛細血管拡張症・ケロイド・小じわ・たるみ |
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治療時間 | 15分~25分 |
施術前の注意 | ・お化粧を落としていただきます。 ・日焼けなど、お肌の状態が良くない場合には、治療を延期する場合があります。 ・血液の流れを良くするお薬を内服される方は、事前に医師にお伝えください。 ・妊娠中の方、数日後日焼けをする予定のある方は治療をお控えください |
レーザー後の注意 |
・少し赤みがかかり、レーザー痕のようなはれが出る場合がある ・治療後の赤みやはれが少ない最新の医療レーザーをしようしていますが、人によっては赤み、腫れ、紫斑(内出血)が出る場合があります。その場合、赤み、腫れは2~3日、紫斑(内出血)は5~10日で消沈します(すべて個人差がありますので長引く方もいます) 禁忌・注意事項 皮膚炎、妊娠中の方・過度な敏感肌、肌荒れがひどい方・過度な日焼けのある方 必ず日焼け止めを塗り、お肌を紫外線から保護 ※詳細につきましては医師にお尋ね下さい。 |
治療後について | 日焼け対策をしっかり行い肌を保護してください。
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