「眼瞼下垂」とは、瞼を開くために必要な眼瞼挙筋の力が弱まり、上瞼の皮膚が目尻にかぶさることで、十分に目が開かなくなる状態を指します。
眠そうだったり、目つきが悪くみられ、額や目を意識して開くことでシワの原因にもなり、放置することで肩こりや偏頭痛にも結び付きます。
当院専門のドクターが患者様に最適な施術方法で治療を担当させていただきます。
■眼瞼下垂形成術の主な施術方法(保険対象)
~挙筋腱膜前転法~
挙筋機能がある方に適応。眼窩隔膜と挙筋との癒着がなければ剥離の必要がなく侵襲なく前転が可能で、短時間で手術を終えることが可能。
また術中の出血も少なく、術後の腫れも軽い。
~挙筋短縮術~
腱膜が脆弱な方や眼窩隔膜と挙筋の癒着がある方では時として
前転より短縮が良いケースもあります。
~筋膜移植術~
高齢な方で挙筋機能が弱い方に適応。局所麻酔で大腿部から筋膜を15mm×60mm程度(両まぶたで)採取し、
上まぶたに固定します。局所麻酔で手術可能です。
上眼瞼皮膚弛緩症(眼瞼下垂所症が合併した場合は保険対象)
加齢により上瞼の皮膚が余り、眼瞼下垂と似た状態になることをいいます。
下記治療法が適用されます。
■除皺術
~重瞼線皮膚切除法~
瞼の薄い方に良い適応。もともと二重瞼の方は重瞼ラインを切開線として使えば、二重瞼に戻る。
また一重まぶたの方は同時に重瞼を作成することが可能。
~眉毛下部皮膚切除法~
上瞼の厚い方や女性に良い適応。切開線は眉毛の中に隠すことが可能。
下眼瞼皮膚弛緩症(自費)
~ ①眼窩脂肪・眼窩隔膜固定法 ②眼輪筋吊りあげ固定法 ~
加齢によって下眼瞼に膨らんだ目袋が目立つかたがいます。下眼瞼の若がえりには目袋の縮小と下眼瞼と頬部の境界にハリをつくる必要があります。上記①あるいは①+②の形成術によって改善が十分期待できます。
切開線は症状に応じ、瞼縁部皮膚切開か経結膜切開となりますが、キズはほとんど目立たちません。
適応箇所 | 目元 |
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治療時間 | 治療法により異なります。詳しくはお問合せください。 |
施術前の注意 |
・お化粧を落としていただきます。 ・局所麻酔により、痛みのない治療を心掛けています。 |
治療後について | 医師の指示をお守り下さい。
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